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ヒートカット機

  • #ヒートカットとは
  • #ヒートカット丸刃ユニット

2023年03月23日

ヒートカット機とは?用途やスリッターとの違いを解説

ヒートカット機を初めて知られるお客様からのご質問の中で、”ヒートカットってなに?”、
”回転する丸刃で溶着ができるの?” ”スリッターと何が違うの?” といった質問が多く寄せられています。

そういったお悩みのお持ちの方に最適なお答えになるよう、ヒートカット機メーカーの株式会社キンダイが
ヒートカット機について着目し、この記事では紹介します。

※ 記事を読む所要時間:約3分 

ヒートカット機とは?

ヒートカット機とは、ロールtoロールで巻き取りながら当社独自のフリー回転丸刃に熱を加える事で、
切断面のシワを発生させずに、美しく溶着させてホツレを防ぐ機械になります。
スリッターとよく似ている製品なので「これはスリッターですか?」と質問を受けることが多いですが、
概ねスリッターと同じ機構をしているのがヒートカット機です。異なるポイントはスリッターにはない
「熱でヒートカットする」という機構になり、これがヒートカット機の一番の独自性になります。

ヒートカット機の用途

ヒートカットされた製品は、意外にもみなさまの身近なところで役立っています。
例えば、ワイピングクロス、カーテン、のぼり、プリント旗、ベルトの芯、毛布縁飾りテープ、リボンテープ、紙テープ、
メッシュ状の布などがあります。その他にも、クラック(ひび割れ)が入るなど素材にも刃に熱を加えることで、
常温の刃(スリッター)でうまく切断できない素材を切断可能です。

「ヒートカット機」と「スリッター」で二刀流を実現

実はヒートカット機とスリッターを兼用できるとうことをご存知でしょうか。
両製品ともにロールtoロールで切断することは全く一緒ですが、使用する刃物が異なります。

  • スリッターに使用される刃物  :「シャーカット方式」「スコアカット方式」「レザーカット方式」
  • ヒートカット機に使用される刃物:「フリー回転丸刃」「固定刃」

刃物が違うだけでロールtoロールの機構は同じ、という利点を活かし、
使用する刃物を素材に応じて取り替えることで「二刀流」を実現することができます。
これはヒートカット機とスリッターの両製品を手掛けるメーカーだからこそであり、業界での常識を一変しました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
材質、切断幅、加工条件をテストしながら、最適な刃物を提案させていただきますので、
上記以外にでもご要望がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

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この記事の監修者

寺内 亮
専務取締役
寺内 亮
Ryo Terauchi

創業1945年産業機械開発メーカーである株式会社キンダイにて、スリッターやヒートカット機など多様な自社製品開発に従事。
40製品以上の特許・実用新案を取得してきた技術基盤を持つ同社において、2017年より海外展開を本格化し、ベトナムやタイをはじめとする東南アジア諸国へ展開。
現在はIoTやAIを用いて現場に蓄積されたアナログ情報を可視化し、判断や操作を支援することで、新人でも簡単に扱えるモノづくりを進め、新規事業開発にも貢献している。